解決事例

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DNA鑑定の実施により親子関係不存在確認の訴えが認容された事例

普段の生活では目にすることのない戸籍謄本ですが、相続が生じると金融機関等への提出のためにこれを取り付けることになります。 そこで不意に自分の配偶者に実は他の女性との間で子どもがいたことが発覚することがあります。 その子どもが生物学的にも夫の...
  • 【手続きの種別】親子関係不存在確認訴訟
  • /【実子したDNA鑑定】きょうだい鑑定
  • /【鑑定結果】実子とは認められない
  • /【判決】親子関係がないことを確認する
  • /【解決までの期間】約9カ月
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離婚後、親権者変更を実現した事例

親権は元妻が取得していましたが、その後、子の意向によって夫と子が同居を始めたことから、親権者変更の申立てを行いました。 結果として、現在の監護状況を尊重する形で、審判にて親権者変更が認められました。併せて、養育費についても、元夫が子を養育し...
  • 【元々の親権者】元妻
  • /【審判の結論】元夫に親権者変更
  • /【解決期間】約1年
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公正証書遺言により侵害された遺留分をほぼ満額回収した事例

まず、本件については公正証書遺言の有効性については争わず、遺留分侵害額請求権を行使することとし、遺産の確認及び金額算定を行いました。 遺産としては土地建物、預貯金、動産などが存在し、それらを金銭評価した上で遺産総額を算定しました。 その結果...
  • 【遺言の内容】すべての遺産を相手方らに相続などさせる
  • /【遺留分侵害額請求に対する相手方の回答】3分の1での支払い
  • /【示談の内容】ほぼ満額の支払い
  • /【解決までの期間】4か月
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300万円の慰謝料請求を90万円の分割にまで減額した事案

不倫が発覚し、依頼者の妻は不倫相手の女性に、不倫相手の女性の夫は依頼者にそれぞれ慰謝料を求めました。 不倫がきっかけとなり依頼者は妻と離婚をしましたが、不倫相手の夫婦は離婚になりませんでした。 そうした中、不貞期間や回数などに照らし、当初の...
  • 【不倫期間】数か月
  • /【不貞行為の回数】数回
  • /【当初請求された額】300万円
  • /【示談した額】90万円
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威圧的態度をとる社長の経営する会社から退職代行により平穏な退職を実現した事例

期間の定めのない雇用契約の場合、労働者はいつでも雇用契約の解約申し入れが可能であり、雇用契約は解約申し入れから2週間を経過することで終了します(民法627条1項後段)。 しかし、これはあくまで法律上の取り決めであることから、そもそも自ら退職...
  • 【退職を自ら切り出せない理由】社長の威圧的態度
  • /【取った手段】退職代行の依頼
  • /【結果】平穏な退職の実現
  • /【退職手続きが完了するまでに要した期間】約1か月
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不倫をした妻からの婚姻費用の請求に対して、子に対する部分のみの支払いで合意をした事例

不倫をした側からの婚姻費用の請求は、当然にこれが認められるということはなく、事情によっては信義則に反する請求であるとして却下するのが裁判所の考え方です。 その際、婚姻費用には妻に対する生活費のみならず、子に対する生活費を含むことから、全額を...
  • 【婚姻費用を請求した者】妻
  • /【不倫をした者】妻
  • /【未成年の子】あり
  • /【支払うこととなった金額】子の養育費分のみ
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不倫をした妻からの婚姻費用の請求が却下された事例

離婚を前提として別居に至った場合でも、夫婦が未だ法律上の婚姻関係にある以上は収入の多い方が少ない方に対して婚姻費用の分担をしなければならないのが原則です。 しかし、自ら不貞行為に及び別居したにもかかわらず、婚姻費用を請求することに対しては納...
  • 【婚姻費用の請求をした者】妻
  • /【不倫をした者】妻
  • /【未成年の子】いない
  • /【調停】不成立
  • /【審判】却下
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財産分与に際し、妻のがん保険の保険金の大半を妻のものと認めた裁判例

婚姻期間中のがん保険の保険料自体は、確かに夫婦の収入から支払われていたものの、がんに罹ったのは妻であるし、がん保険の保険金自体はがんに罹ったことに伴う生活保障等の趣旨であることから、あくまでその保険金は妻の特有財産であると主張をしました。 ...
  • 【争いの対象】婚姻中に支払われたがん保険金の扱い
  • /【一審判決】7割が妻の特有財産、残る3割を共有財産
  • /【二審判決】8割が妻の寄与、2割が夫の寄与
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機械の清掃時に右腕が挟まれ、断裂に至ったことの損害賠償を会社に請求した事案

本件事故が会社の業務上のものであり、業務起因性も認められるものであることから労災の認定が受けられました。 その上で会社の安全配慮義務違反の有無とその損害賠償を巡り裁判を起こすこととなりました。 会社は、労災申請には協力しつつも、民事上の責任...
  • 【労災申請】肯定
  • /【負った傷害】右腕断裂
  • /【裁判上の決着】和解
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ファイル共有ソフトでいつの間にかアップされたファイルについて発信者情報開示がなされた事案

本件における問題は、次のように整理できます。 ①ダウンロードしたことの問題 ②アップロードしたことの問題 ①について 1 刑事責任 ダウンロードした動画がそもそも、違法にアップロードされたものであり、そのことを知ってダウンロードしたとなれば...
  • 【利用したシステム】ビットトレントシステム
  • /【ダウンロード、アップロードしたファイル】動画
  • /【解決内容】示談金55万円の支払い
  • /【解決までの期間】2週間
  • /【刑事責任】問われない
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モラハラ妻との離婚を実現した事例

年上の女性と婚姻をしたが、携帯電話の登録内容や、出張の際のお金の使い方、その他日常生活におけるありとあらゆる点に渡り妻が執着することに疲弊し、別居後、離婚を決意しました。 当初、本人で離婚調停を申し立てたものの、妻の執拗な性格のため、離婚調...
  • 【離婚原因】モラハラ
  • /【離婚を求めた当事者】夫
  • /【婚姻期間】約20年
  • /【調停期間】約10か月
  • /【結論】調停離婚成立
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アダルトビデオをビットトレントシステムでいつの間にかアップしてしまったことに対する発信者開示に対応した事例

発信者情報開示に対してはビットトレントシステムを通じたアップロード行為が事実である以上、いたずらに争うのではなく、同意をして回答をすることとし、後は権利者との間での示談の条件を煮詰めることとしました。 交渉の結果、無数のアップロード行為があ...
  • 【利用したシステム】ビットトレントシステム
  • /【開示請求の対象となった動画の数】1つ
  • /【解決内容】55万円での包括合意
  • /【解決までの期間】1か月
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離婚慰謝料として約370万円の支払いを合意させた事案

婚姻期間中に夫の行動がおかしいと感じ、調査会社を通じて調査を依頼したところ、特定の女性との不貞関係が発覚したため、離婚を決意し、慰謝料も請求しました。また、調査会社に支払った調査費用も請求をしました。 夫は、自らの落ち度を認め、請求額満額を...
  • 【離婚】成立
  • /【かかった調査費用】約70万円
  • /【請求した慰謝料】300万円
  • /【獲得した慰謝料等】約370万円
  • /【解決までの期間】約4か月
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不倫慰謝料として300万円の支払いを受けた事例

妻による不貞行為が発覚し、その不倫相手の所在等の調査を経て不倫の事実を追及し、慰謝料を求めました。 不貞行為の期間も回数も1回限りの事案でしたが、夫の被った精神的苦痛の重大さを踏まえて300万円一括での示談になりました。
  • 【不貞回数】1回
  • /【獲得した慰謝料】300万円
  • /【求償権】放棄
  • /【解決までの期間】4か月
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依頼者に一方的に不利な公正証書遺言を踏まえて遺留分を請求した事案

遺言の効力に関しては、母の遺言能力をカルテや診断書、介護認定記録などに基づいて検討をしたところ、たしかにアルツハイマー型認知症の診断を受けており、ある程度の症状が出ていました。 しかし、その程度としては軽度と言わざるを得ないものであったこと...
  • 【遺言無効の主張】しない
  • /【遺留分侵害額】約200万円
  • /【遺言執行者の報酬】控除しない
  • /【葬儀費用】控除しない
  • /【解決までの期間】約6か月