遺産問題

解決事例

被相続人の遺産を数次相続人間で順次、相続放棄をした事例

被相続人から相続人全員の戸籍等を取り付け、第1順位から順次、相続放棄の申述を行いました。相続人の人数が多く、取り付け書類も多数でしたので第3順位の相続人の相続放棄が完了するまでに相当期間を要しました。
  • 【取った手続き】相続放棄
  • /【相続人の数】10名以上
  • /【解決までの期間】約1年
解決事例

公正証書遺言により侵害された遺留分をほぼ満額回収した事例

まず、本件については公正証書遺言の有効性については争わず、遺留分侵害額請求権を行使することとし、遺産の確認及び金額算定を行いました。 遺産としては土地建物、預貯金、動産などが存在し、それらを金銭評価した上で遺産総額を算定しました。 その結果...
  • 【遺言の内容】すべての遺産を相手方らに相続などさせる
  • /【遺留分侵害額請求に対する相手方の回答】3分の1での支払い
  • /【示談の内容】ほぼ満額の支払い
  • /【解決までの期間】4か月
解決事例

依頼者に一方的に不利な公正証書遺言を踏まえて遺留分を請求した事案

遺言の効力に関しては、母の遺言能力をカルテや診断書、介護認定記録などに基づいて検討をしたところ、たしかにアルツハイマー型認知症の診断を受けており、ある程度の症状が出ていました。 しかし、その程度としては軽度と言わざるを得ないものであったこと...
  • 【遺言無効の主張】しない
  • /【遺留分侵害額】約200万円
  • /【遺言執行者の報酬】控除しない
  • /【葬儀費用】控除しない
  • /【解決までの期間】約6か月
解決事例

公正証書遺言のある相続で、遺留分侵害額請求を受けた事例

被相続人は、公正証書に記載のある相続財産の他に、生前贈与もしていたことから依頼者は生前贈与の問題には触れずに事案を解決したいとの意向でした。 そこで、弁護士介入後、公正証書にある遺産を前提としてすみやかに相手方との交渉を進め、結果、双方が納...
  • 【遺産の額】約3,000万円
  • /【公正証書遺言の有無】有
  • /【相続人の数】4人
  • /【遺留分侵害額請求をした相続人の数】1人
  • /【示談額】170万円
解決事例

相続人の一部が韓国に居住する韓国籍の者であり、連絡がつかず、協議が進まなかった事例

依頼者の方は、自らもしくは司法書士に依頼をし、先代からの土地名義の変更のために各相続人の戸籍などを取り付けていました。 ところが、相続人の一部に韓国籍の者がいることが明らかとなったため、韓国民団を通じてこれらの者の家族関係証明書等(日本でい...
  • 【相続人の数】20名以上
  • /【海外に居住する相続人の数】5名
  • /【採用した手続き】調停及び審判
  • /【結論】遺産について依頼者が取得
  • /【解決までの期間】4年半
解決事例

長年相続手続きを行わなかった墓のある土地について、遠縁の相続人が応じなかったため、調停になった事案

受任後、改めて弁護士名義にて手紙を送付しましたが応答がなく、現地調査を実施し、当該住所地に居住していることを確認の上、家裁での調停に移行しました。 家裁からの呼び出しにも応じることがなかったため、最終的には家裁の判断にて調停に代わる審判の言...
  • 【相続人の数】10名以上
  • /【遺産の内容】土地(30筆以上)、建物、預金
  • /【とった手続き】調停及び審判
  • /【解決】代償金の負担を条件としての遺産の取得
  • /【解決までの期間】約1年
解決事例

祖母よりも先に二男が亡くなっていたことから、二男の子らが叔父である長男や三男と、遺産の分け方を巡り調停になった事案

二男の子らの主張として、長男の要求は法律で定める相続分を超えるものであることを繰り返し訴えました。 依頼者と弁護人との話し合いで、本件解決の優先事項を取り決め、最終的には、遺産対象のうち大半を占めていた株式のうち、値上がり率の高いものを優先...
  • 【遺産の内容】土地、建物、株式、投資信託、預金
  • /【相手方の主張】土地建物の優先取得
  • /【依頼者の主張】法定相続分に従った分割
  • /【解決】値上がり株式の優先取得