刑事事件

知人に頼れる弁護士さんがいるということで紹介していただきました。

「裁判」は教科書やドラマの世界でしか聞いたことがなく、自分には生涯縁のないものと思っていました。恥ずかしながら民事と刑事の違いもよくわからなかった私は裁判することの意味も、弁護士さんに依頼することの意味もよく理解していませんでした。そんな私は当然弁護士さんに相談すること自体ものすごく抵抗がありました。

初めてLINEで経緯をお送りした時、こんな事件どうせ取り合ってもらえないだろうと不安に思いながら送ったのを今でも覚えています。翌朝私が出勤する時間より先にお返事をいただき、すぐに詳細を聞いてくださるとのことで、驚き嬉しかったことが忘れられません。この先生なら素直に頼れるのではないか、力になってくれるのではないかとドン底だった私は本当に救われた思いでした。

呉先生は、わからないことがあればどんな些細なことでも丁寧に教えてくださりました。情報に踊らされ気が動転して思わず電話をかけてしまった時も嫌な態度ひとつ見せずに話を聞いてすぐに対応してくださりました。LINEでやりとりできることも弁護士さんを身近に感じ、とても心強かったです。

様々な書面の作成や相手方とのやりとりでは、私がずっと言葉にすることにできなかった感情や思いを私の声を消すことなく、これ以上ない的確な言葉を添えてくださったり言い換えてくださったりして、相手に的確に伝えるだけなく、私自身気付きがあり、気持ちの整理をすることもできました。

呉先生は常に冷静沈着ですがものすごく熱く、依頼者のことを本気で考えてくださり、最善の方法を提供してくださります。正直、面談を提案してくださった時は弁護士さんってこんなことまでしてくださるのかと驚いたほどです。女性にしかわからないのではないかと無意識に諦めていた思いも呉先生は私が言わずとも汲み取って代弁してくださりました。こんなに心強い味方はいませんでした。呉先生でなかったら、私は到底抱えきれずとっくに姿を消していたかもしれません。大袈裟ではなく、今前に進もうと思えるのは先生に出会えたからです。

私の将来を守ってくださり、本当にありがとうございました。