残り物には福があるとの諺があります。誰でも知っている有名な言葉です。
普段、諺自体には興味関心をあまり持ちませんし、諺も一種の経験則に過ぎないと思っています。
とはいえ、何度も諺と同じような経験をすると、諺の面白さを痛感します。
私の場合には、まさにこの残り物には福があるとの諺が良くあてはまると感じています。すなわち、ある事柄を決定する際に、なぜかいつも一番最後に残されたもので確定することが多いのです。
本来は最後になる前にもっと早く物事を決めてしまいたいのですが、なぜかこの事柄に関しては一番最後に残ったものに決定することが多いのです。
言い換えると、最後の最後まであきらめずにいた結果、最後に残されたものが自分にとっての「福」だったのだと気づかされます。なのでいつも、最後まであきらめず、最後にはきちんと「良い物」が残されているはずと信じ、行動をするように心がけています。