幸せになる手助け

今年も一年が終わります。皆様にとってはどのような一年でしたか?

私にとっては自分の心身の変化を感じる一年であり、仕事上は予想もしなかったような分野で予想もしなかった多くのご相談、ご依頼を頂くこととなりました。

ただ、そのきっかけになったのは当HPで少しずつ書き続けている「法律の庭」にあるコラムや、昨年から取り組みを始めたYouTubeチャンネルを通じての事でした。

その意味では日ごろ重ねている小さな努力が実った年とも言えそうです。このような努力を今後も続け、毎年、実りのある一年にしていければと思います。

ところで毎年年末になると自分の弁護士としての仕事を振り返ります。その際によく考えるのは「自分の仕事は依頼者や社会にとっていったいどのような意味を持つのか?」ということです。

弁護士の仕事は、ほぼすべてが「トラブルの解決」「紛争解決」です。相談者の方、依頼者の方は激しい紛争の渦中にあり、心身共に疲弊しきっていること、多大なストレスを抱えていることが大半です。

弁護士はそのような依頼者の方をサポートしながら、依頼者が紛争状態から脱することが出来るように目指します。

結果、依頼者の方は抱えた紛争を脱し、あるべき姿、あるべき人生を取り戻すのです。

その意味で弁護士は、依頼者が紛争状態で、ストレスフルな心身状態を脱することができるようにし、「より幸せな人生」を実現する手助けをしているものと考えています。

より端的に言うと弁護士は依頼者の幸福を実現するために働いているといえます。

なので弁護士として介入した件数が多ければ多いほどそれはそれだけ多くの方々のより幸せな人生へのお手伝いを出来たものと言えます。そう思うと弁護士としての仕事のやりがいの大きさがよく理解できます。これだけの意味を持つからこそ、弁護士として頑張って仕事を続けることが出来るともいえます。

一年の最後にこう考えることでまた来年も多くの方々の幸せのために頑張りたいと思えるのです。今年一年も本当に大変でしたが、年末年始の休みを挟んで来年もまた頑張ろうと思います。

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