「敵の敵は味方」という考え方、言葉があります。
自分の敵にとっての敵は自分にとっては味方となり得る。なので、敵に勝とうと思えば敵の敵との協力関係は重要だというものです。
弁護士業界でも
「労働者側vs企業側」「加害者側vs被害者側」「男性側vs女性側」
というように利害が対立するそれぞれの立場で弁護士活動を進めることがあります。
そのため、自分の利害に沿う立場の弁護士とは仲良くしたいものです。
しかし、弁護士業界の激変のためか最近では一部の分野で
「敵の敵は敵よりも敵」
という異常な状況が生じてしまっています。
たとえばロマンス詐欺などの消費者被害で、消費者の立場になるべき弁護士が、被害金の回収見込みもないのに消費者から費用だけ徴収して仕事をしないというケース。
被害者からすれば詐欺の加害者と対峙して被害金を少しでも回収してもらいたいのにその逆のことをするのです。
まさに泣きっ面に蜂です。
加害者という敵に対峙する良心的な弁護士と思いきや、自分の懐に入り込んでさらなる金銭被害を生じさせる。敵の敵よりひどい敵です。
他にも最近ではアダルトビデオの製作会社側の代理人からのトレント利用に伴う開示請求に対して、相手方弁護士の主張するような刑事事件、民事訴訟のリスクを復唱し、示談を推奨するという問題弁護士も少なくありません。
きちんと利用者の立場に立ってできるディフェンスをしないどころか、相手方弁護士の手足のような行動をとるのです。
まさに敵の敵は敵よりも敵です。利用者からすれば「味方だと思って依頼したのに何も弁護をしてくれないどころか相手方弁護士の肩を持つ」のですから。
一般の方からすれば「まさか弁護士が?」思うかもしれませんがこれが現代社会、日本における弁護士業界の一部の姿です。
少しでも知ってもらい、「味方になってくれる弁護士」を見つけてください。私は、敵の敵は味方にならない弁護士とは戦います。
