相談者:50代
女性
被相続人には負債があったことから、第1順位の相続人から順次、第3順位の相続人まで相続放棄をした事例です。
被相続人から相続人全員の戸籍等を取り付け、第1順位から順次、相続放棄の申述を行いました。相続人の人数が多く、取り付け書類も多数でしたので第3順位の相続人の相続放棄が完了するまでに相当期間を要しました。
取った手続き | 相続放棄 |
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相続人の数 | 10名以上 |
解決までの期間 | 約1年 |
相続放棄は、自分が相続人であることを知ってから3か月という限られた期間に家庭裁判所に申述をしないと成立しません。そしてこの3か月というのは、自分が相続人になってからカウントされますので、第1順位の相続人の全員が相続放棄をすると、そのことを知った時から第2順位の相続人の相続放棄のための期間が開始します。本件では、このようにして最終的には第3順位の相続人までの相続放棄を対応しました。