先日の連休に鹿児島に行きました。鹿児島出身の知人に色々と話を聞き、久しぶりに行きたくなって、行くことにしたのですが、その鹿児島が実は私の周囲でブームとなっています。
まず、事務所の職員に連休中に何をして過ごすのかを尋ねたところ、
「屋久島、鹿児島に行く」とのことでした。示し合わせた訳ではなかったのでその偶然に驚きました。
続いて、行きの道中で知人に
「連休中は何するの?」
とLINEを送ってみたところ、
「鹿児島に行く🚙」
との返事が。
これもまた偶然。。
さんざん鹿児島を楽しんで帰ってからは、Facebookに知人が「これから鹿児島へ!」との投稿を。。。
いやはや、鹿児島パワー恐るべし。私の周囲の人が次々と鹿児島に吸い寄せられています。
そしてさらには、通っている飲食店で「最近、美味しいお酒が入った。」とお勧めされたのが鹿児島の焼酎。。。。
何という事でしょうか。もう鹿児島に囲まれてしまっています。
ところで鹿児島では
・西郷隆盛像の壮大さに驚き、
・桜島の絶景を楽しみ(おススメされて宿泊した城山ホテル鹿児島からの絶景は忘れられません)、
・黒豚、さつま揚げ、焼酎(「まえわり」と言って、焼酎と水を数日前以上から先に割っておく飲み方がお勧めとのこと!非常にまろやか。)、お茶(鹿児島は静岡を抜いて緑茶生産量が現在1位!)、かつお節(全国生産量70%でこれもトップ!)などグルメを堪能し、
・知覧特攻平和会館で涙を流し(多くの来場者があり、歴史を学ぶ強い意識、平和への思いを共有しました)、
・指宿温泉では世界唯一の砂風呂で汗を流しました。
・知覧から指宿に行くまでには開聞岳も見ることができ、これもまた感動しました。
・鹿児島市内では、上記知人が激推しする「蜂楽饅頭 天文館店」にて大判焼きに頬を落としました(その近くには「しろくま」で有名な「天文館むじゃき本店」もあり、こちらも行列でした)。
本当に魅力的な街であると痛感し、約10年前の訪問のことを思い出しました。
当時は実は岡山空港から鹿児島空港まで飛行機が出ていました。少人数のプロペラ機で、これに乗り、鹿児島空港からは鹿屋まで向かいました。
鹿屋にはハンセン病国立療養所(星塚敬愛園)があり、当時ここでハンセン病市民学会の開催があったのです。
私が活動する岡山や香川にもハンセン病の国立療養所がありますが、いずれも「島」に存在します。
鹿屋の療養所はこれと異なり、平地の中にある療養所です。その違いも感じながら当時、学会に参加したのです。
今回は、そういう鹿児島での思い出を振り返りながらの鹿児島訪問となりました。
偶然が引き寄せた鹿児島訪問でしたが、過去を振り返り、未来を考えるとても良い訪問になりました。またきっと、訪れることになるでしょう。