昨日のブログに書いたように、あれこれと記録を付けだしたらまた新たに気になり始めた数値があります。
それは、「塩分摂取量」です。
誰でも聞いたことがあるこの塩分摂取量。どの程度が望ましいのか、様々に研究されています。
そして、WHOの2012年のガイドラインでは
成人男性 5.0グラム
成人女性 5.0グラム
とされています。
これに対して、厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」では、上記のWHOのガイドラインを踏まえ、かつ、実際の摂取量の統計値である「平成28年国民健康・栄養調査」における摂取量の中央値との中間値にほど近い数字をもって塩分接種の目標量を算出しています。
具体的には、
成人男性 7.5グラム
成人女性 6.5グラム
とされています。
このような厚労省の目標量の設定は、「本来あるべき目標量はWHOの定める5.0グラムであるものの、実際には成人男性で約10グラム、成人女性で約8グラムという現実を踏まえ、その平均値に近い数字を目標量としているだけ」なのです。
その意味ではこの厚労省の掲げる目標量をそのまま鵜呑みにしてよいのか、その目標量を下回ればまったく問題がないと言えるのかは非常に疑問があります。
とはいえ、このような目標量設定上の問題があるにしても、一応、成人男性7.5グラムという数値を前提に、試しに今日のランチを振り返ってみます。今日はたまたまコンビニで買ったものを食べたのでラベルに食塩量が記載されており、計算が簡単です。
チキンと野菜のサンドイッチ 1.5グラム
鮭おにぎり 1.7グラム
お肉と豆腐のスープ 3.8グラム
合計 7.0グラム
何という事でしょうか!今日のたったこれだけのランチでもはやほぼ一日分です。どういうことでしょうか?これはコンビニのメニューだからなのでしょうか。食べながら、ラベルを眺めながら憂鬱になってしまいました。
仮に今日のランチのような塩分量を朝も夜も摂るともはや一日で20グラムを超えてしまいます。
いやいやどうしたら良いのか、この塩分摂取量については記録を取るのが怖くなってしまいました。
ところでこのような塩分摂取量を気にしたきっかけは実は別の機会に食べたインスタントスープの塩分の濃さを感じてからです。このスープは人から頂いたものだったのですが、試しに飲んでみたらやたらとしょっぱくて思わず塩分量を確認したのです。
すると、1.5グラムとありました。
なので今やどこで何を食べても塩分過多は避けられないのかもしれません。少しでも自分でセーブをしないといけないのかもしれません。