示談交渉でも、調停でも、裁判でも「良い結論」を得ようと思うと「上手な駆け引き」が必要になります。
この駆け引きのポイントは3つです。
一つ目は、自分の弱点を徹底して守ること
二つ目は、相手の弱点を徹底して追及すること
三つ目は、相場を踏まえて妥協すること
非常に単純ですが、これがなかなかできないため、紛争がこじれ、長引くこととなります。この点、法律の専門家である弁護士は、これら3つのポイントを習熟していることから、事案に応じた妥当な解決、最善の解決の実現に大きく寄与します。
当事者は、どうしても自分の弱点を過小評価し、相手の弱点を過大評価し、相場を離れた水準での解決を希望しがちです。これは当事者の心情からすればごく当然のことではありますが、このような進め方を徹底すると最善の結論からは大きく離れてしまいかねません。
そのため、法律の専門家に依頼をすることで、心情も踏まえつつ最善の結論を獲得することをお勧めしています。
後になってからでは遅いのです。上手な駆け引きがその後の人生に良い影響をもたらしてくれます。