遠方に行くことでしか得られないモノについて

何でもオンラインでこなせてしまうここ最近ですが、本来、外に出るのが大好きな自分としては、毎日ずっと自宅や事務所にいるのは好きではありません。

なので何かに付けて外に出ようとする癖がありますし、丸一日中、ずっと、じっと家にいるのは苦手です。

実際、外に出ることでしか得られない経験はとても多く、その経験のために費用や時間をかけて遠くまで出かけることに大いに意義を感じる性格です。

先週も、東京に出向き、同業他社の講演を聞く機会がありました。オンラインでは実施しておらず、従って東京に行くことでしか聞けない話でありました。

実際、行ってみてその価値を大いに痛感することができたのと、リアルだからこそ、講師の方に空いた時間に追加で質問をしたり、他の参加者と意見交換をしたりすることができ、その意味でも会場参加の意味があると感じました。

また、その日は宿泊を伴う出張だったので、とあるホテルに泊まったのですが、そこでの経験もまた大いに価値のあるものでした。

具体的には、これまでで初めて「スーパーホテル」に宿泊したのですが、その環境に対する配慮がどのホテルよりもずば抜けていてとても驚きました。

例えば、キーレスエントリー。ルームキーは一切なく、ドアにあるナンバーに暗証番号を入力することで開錠する仕組みです。

この仕組みにすることでプラスチックのカードキーが不要になるということです。

また、スリッパも使い捨てではなく、再利用を前提としたものでした。

他にも、歯ブラシを使わずにいた場合にはお菓子と交換してくれる、連泊の際にシーツ交換をしないとペットボトルのお水をくれる、エントランスに不要な衣類の回収ボックスがあるなど全部は書ききれないくらい環境に対する配慮が突出していました。

ここまで突出していると、「口だけでない」ということがかなり伝わりますし、企業の姿勢も伝わります。当然、共感も持てるので今回の宿泊をきっかけに、私の出張先でのホテル候補に「スーパーホテル」が含まれることとなりました。

今回は、このような貴重な経験を通じて、また一つ自分自身の幅が広がったように感じました。

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