趣味でキャンプをしています。時間があると、また、日々の生活に疲れると行きたくなります。
行く前には当然、どのキャンプ場にするかを選別します。
これまで色々なキャンプ場を利用してきたので、どのキャンプ場にするのかなどすぐに決められそうなものですが、実はこのキャンプ場選びが一番の難問です。
というのも、キャンプ場自体、数が多い上、場所や特徴が本当に千差万別だからです。
なので、手当たり次第にネットで調べてから決めるのですが、ネットに書いてあることをすぐに鵜呑みにする訳にもいかず、そこでまた苦労します。
なぜなら、キャンプ場についてのネットでの口コミや情報は、書いた人の主観によるものが通常であるし、その人がキャンプ場に求めるものは私と違うことも多いからです。
今回もキャンプに出掛けたのですが、やはりこのキャンプ場選び問題で難渋し、最後の方にはキャンプ場選びで疲れ切ってしまいました。
なので今後はどうしたらもっとサクサクとキャンプ場選びができるようになるのか、今回のことをきっかけに深堀をしてみたのです。すると、次のことが分かったのです。
それは、自分が求めるキャンプ場像を明確にし、その基準に沿うキャンプ場を選ぶこと(自分の基準に合わない評価をしている他者の評価を排除すること)です。
そして、私の場合、キャンプ場を選ぶ際に次の三つの要素を重視していることを自分の中で明確化しました(これまで利用してきたキャンプ場の中で自分が気に入っているキャンプ場は常にこれらの要素のポイントが高い)。
(1)自然の豊かさの度合い
→キャンプ場なので自然豊かとは限りません。キャンプ場も場所によっては市街地からさほど離れていなかったり、周辺に民家が多かったり、大きな道路が走っていたりもします。キャンプ場内も、あまりに整備が行き過ぎていると、場内がかなり舗装されていたりしますが、これはあまり好きではありません。
→キャンプサイトが高い木々に囲まれているようであれば最高です。木漏れ日の中でコーヒーやビールを飲むのは本当に気持ちが良いものです。
(2)小川が近くにあるかどうか
→生家が多摩川の側だったためか、川が好きです。なので、キャンプ場に川が流れているところを好む傾向にあります。そして、意外とキャンプ場に川が流れていないところも多く、実は私の中では要チェックポイントです。
→天然の川が一番ですが、キャンプ場内に天然の川が流れているのもそう多くはありませんので人口の小川でも〇とします。
(3)温泉ないしお風呂があるかどうか
→キャンプ場併設で天然温泉があるところもあり、このようなキャンプ場は本当に最高ですね。ただ、キャンプ場に温泉が併設されていることはまれなので、キャンプ場から多少離れていても構いません。また、温泉とは言わずとも整った銭湯や大浴場でも〇です。
以上の要素を踏まえていくと、冒頭のようなキャンプ場選びの苦労から解放されることが分かりました。具体的には
(1)自然の豊かさが☆3で、(2)天然ではないが小川が流れているので☆1で、(3)温泉があるから☆3の合計☆7点!
みたいに考えていくことで、他の人の主観(口コミ)に左右されず、自分にとっての最高のキャンプ場を選ぶことができるのです。
ちなみに、私の中では、例えば自宅からの距離は気にしません。アクティビティが充実しているかとか、ショップが充実しているなども採点対象となりません。
でも、これらを重視する方も多いと思います。
なので、自分の中で「基準」を持つことはとても大切なことだと感じています。