広辞苑第7版で、誤りを指摘されていた用語の説明について、岩波書店は訂正をしました。
つい先日出版されたばかりの第7版でしたが、新しく追加された「LGBT」の説明などで早くから誤りを指摘されていたものです。
このことのついて、LGBTの誤りが指摘されたとの報道を踏まえ、私個人は、岩波書店がどう対処するのか非常に注目していました。
すると、ごく早急に誤りを認め、内容を訂正したのです(訂正の説明文を書店で受け取れるそうです。)。
このような対応を見て、私は、岩波書店の迅速かつ誠実な姿勢にとても感銘を覚えました。
広辞苑という非常に重みのある辞書であるからこそ、誤りを指摘されれば速やかに内容を精査し、適切な判断をしたものと思います。
岩波書店や広辞苑に限らず、人は誰でも過ちを避けて通れません。
その時に大切なことは、過ちに対して真摯に向き合い、訂正すべき点は訂正し、謝罪すべきは謝罪するという姿勢だと思います。
自分自身も、この度の岩波書店の姿勢を十分に見習いたいと感じました。