日々、いろいろな物事の判断において、常に意識することがあります。
それは、
「結果から考える。」
ということです。
どんな案件でも、どんな物事でも、一年の目標でも、自分の人生設計でもなんでもとにかく結果からの逆算を意識しています。
結果から逆算することで、今の自分の必要なこと、これからしなくてはいけないことがよく見えてきます。
依頼を受けた案件では、依頼者の方が一番に望む「結果」を最初にきちんと聞かせてもらいます。
最初の段階できちんと依頼者の方の望む結果を把握していなければ、弁護士として行動を起こしようがありません。逆に言えば、きちんと結果を把握できていれば、弁護士として何を提供すべきか、どう行動すべきかを逆算によって決めていくことができます。
弁護士が依頼を頂く案件はいずれも重要なことばかりです。その際に、依頼者の方の望む「結果」がやはりとても大切になってくるのです。
また、その結果を導くにあたっては、手元にある「材料」をいかに上手に活用するかを思案し、工夫します。
弁護士は、手元にある材料からしか依頼者のために戦えません。材料が多ければ多いほど、より一層求める「結果」に近づくことは確かですが、かと言って材料が少ないからと諦めてはいけません。
いかにして手元にある材料をうまく活用するかによって、求める結果を得られることもあるからです。
料理上手な方は、少ない食材でも美味しい料理を作ります。弁護士の仕事も同じです。
「美味しい料理を食べたいけど、食材は少ない。」
そういう場合でも、しっかりした弁護士に依頼することで、良い結果を得ることは十分に可能です。