一昨年くらいから時折登山をしています。暇を見つけて時々登るくらいです。
なので基本的には登りやすい季節(春から秋くらい)にちょこっと登るくらいです。とはいえ、そのうち3000メートル級の山々にも登ってみたい気持ちは持っていますし、山でのテント泊や雪山登山にも魅力を感じています。
とはいえ、これらが実現するのは当分先だろうと思いつつ、自分で登れる範囲の山々に登っていました。
そうした中、愛媛県の石鎚山にも登る機会に恵まれ、この度登ってきました。
「今年は暖冬だし、まだ雪は降っていないだろう。」と思って登山口までのゴンドラに乗りました。
そしたらなんと、雪が積もっているのです。当然、雪山用の装備など何一つ持っていません。
ゴンドラを降りると結構積もっています。ですが、もう行くしかないと覚悟を決めて前に進み続けました。当然、登れば登るほど雪は深くなります。足元は滑りやすく、何度も足をとられましたが何とか登頂しました。
しかし、登りよりも下りです。本当に難しいのは。
降り積もった雪も、登山者によってある程度踏み固められていますが、完全ではありませんし、むしろ固くなっている箇所ほどかえって滑りやすいものです。
結果、何度も転び、何とか下山に至りました。
いやはや、期せずして雪山登山になりました。無事で何よりです。今後は秋以降は冬山装備を持って行くことを決意した次第です。