サーロー節子さんの映画を観て

昨日、「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」を観ました。

今年1月22日に核兵器禁止条約が発効され、今後の動向が注目されている中、サーロー節子さんのことをきちんと知りたくて観ました。

 

映画では、彼女の生い立ちやその後の人生、生き様が迫力をもって表現されており、開始から終了までずっと見入ってしまいました。

 

特に彼女の英語でのスピーチの場面が何度もありますが、いずれも端的かつ分かりやすく、その上、真に迫るものでした。やはり経験した者の持つ言葉の力は違います。私も弁護士として人前で話をすることが多々ありますが、サーローさんのスピーチには本当に圧巻されました。

また、サーローさんとのストーリーと並行して描かれる竹内道さんのストーリーも具体的であり、サーローさんのストーリーとの対比をもって描かれていることから当時の状況の理解に大いに役立ちました。

実際には竹内さんの親や祖父のような生き方をした被爆者が多かっただろうとも思い、そうなるといよいよ身をもって核廃棄廃絶に向かってまっしぐらなサーローさんの存在が際立ちます。

 

核や戦争の問題に意識のある方にはぜひ観てほしい映画です。

昨日は、貴重な映画で貴重な方の人生に触れることが出来、大いに元気をもらうことができました。

 

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