相談者:40代
女性
幹線道沿いのスーパーから急発進で本線に左折進入してきた車が、幹線道路を直進していた自車の前に割り込んできました。
衝突を避けるため急ブレーキをかけたところ、後続車から追突されてしまいました。結果、誰に責任があり、誰から補償を受けられるのかが問題となった事例です。
衝突を避けるため急ブレーキをかけたところ、後続車から追突されてしまいました。結果、誰に責任があり、誰から補償を受けられるのかが問題となった事例です。
急発進で左折進入してきた車に対しても、自車の後続車に対してもいずれにも責任追及が可能な事案と言えます。
ただ、後続車から追突されていることが明白な事案なので、後続車の保険会社相手に交渉を行いました。
結果、こちらの過失は問わない前提で、かつ裁判基準での示談となりました。
示談額 | 約170万円 |
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慰謝料額 | 約70万円 |
過失割合 | 0:10 |
解決までの期間 | 約2カ月 |
玉つき事故の事案や、間に挟まれた事故(=本件)のような事案においては、どの相手に交渉を持ち掛けるのか悩ましい事案があります。本件では、後続車との間のみで交渉を行い、補償を受けました。理屈としては先行車にも追及の余地はありましたが、早期解決のため、相手方を一つに絞ることとしたものです。