離婚したい理由

岡山中庄架け橋法律事務所では離婚の相談を多く受けております。

離婚の相談の際には、話を伺う際に

 

(1)結婚した時期

(2)お子さんの有無

(3)離婚を考えるに至った時期

(4)別居の有無

 

を柱に事情を聞いていきます。

そしてこれらの事情を聞いた上で、一番重要な

 

(5)離婚したい理由

 

を聞きます。

 

ところで(1)から(4)の事情というのはいずれも説明が簡単にでき、相談者の方もスムーズにお話頂けています。

 

しかし、(5)の事情を聞き始めると、案外、具体的にどうして離婚したいのか、明確なものが出てこないケースがよくあります。

 

それはおそらく、結婚後一緒に生活する中で、相手方に対して感じてきた小さな不満やすれ違いが積もり積もって離婚を考えるようになったためと思われます。

ひとつひとつは小さな出来事やすれ違い、ケンカに過ぎないため、いざ第三者に離婚した事情を説明しようと思うとうまく具体的に説明できないのだと思います。

 

相談者の方からすればこのような小さな事情の積み重ねこそが離婚を決意する理由なので、弁護士としてはそのようなひとつひとつの事情をいかに引き出して聞き取るか、整理するかが重要な腕の見せ所です。

調停になればこれらの事情を離婚の理由としてアピールする必要が出ますし、離婚訴訟になれば離婚原因をこちらが主張立証する必要があります。ということなので、当事者の小さな訴えを裁判所に適切にアピールできるかどうかが大事になってくるのです。

 

離婚の手続きの際に弁護士を依頼することのメリットのひとつはこういう部分にあると思います。小さな事情をきちんと汲み取って整理し、裁判所にアピールすべく日々努力しています。

 

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