先日、久しぶりに事件処理の関係で「現地調査」に赴きました。
大寒波の来る中、遠方まで出かけました。しかも初めて訪れる地だったので、
「現地調査にはるばる来てみたものの、よい調査結果にならなかったらどうしよう?」
と半分不安な気持ちでした。
何とか現地に辿り着き、場所の特定までは出来ました。
しかし、肝心の調査対象者には落ち合えず、その所在や手掛かりも見当たりません。
そのままでは「空振り」となってしまうと雪が舞う中、焦る気持ちで調査を続けました。
行き当たりばったりで通りすがりの人々に声を掛けましたが、「そんな人物は知らん。」とけんもほろろ。
焦りが募る中、調査対象のお隣さんにお声がけをしたところ、解決に向けての良い手掛かりを得ることができました。
その手掛かりを踏まえ、近隣の調査を続けたところ、どうやら当初の調査対象物件はこちらの思い違いであり、手掛かりに基づき新たに調査した物件が目的の物件と判明したのです。
おかげ様で遠路はるばるまで赴いた調査は奏功し、寒さで凍えた体を少し休ませてから帰路に着くことができました。
弁護士たるもの、時にはこのような「体当たり」の仕事もこなせないといけません。調査の際には、あらゆる手掛かりをフル活用し、事件解決に向けて突き進みます。
(この度の調査へご協力下さった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。)