子どものころ、夢中で作ったレゴ。
最近、久しぶりにやってみました。
子どものころに夢中になっていたのが30年ほど前ですので、久しぶりにやってみての感想は「懐かしい!」にとどまらず、レゴの進化や素晴らしさに対する「驚き!」でした。
子どものころは、バラバラのレゴを思い思いに好き勝手に組み上げたりすることが多く、時折、「お城」などのセット物を一から組み上げたりすることが多かったです。
このセット物も当時の子ども心に本当に良く出来ていると感心しながら一生懸命、説明書に従って組み上げたものです。
そして、この度大人になってから購入してみて感じたことは、このセット物のスケール感の壮大さや、一つ一つのレゴの質感の高さ、細かい部品に至るまでの精密さ、それらを言語によらず、カラーの説明書にて小さな子どもでも容易に分かるよう説明している説明書のレベルの高さなどです。
私は、車が好きなので、MINIの車のレゴを購入したのですが、実写のイメージそのままにレゴ化されており、質の高さに驚きました。細かい点では、なんと、車両のダンパーも輪ゴムを用いて再現されており、ダンパーがきちんと上下動するのです。
これはまさに30年の進化。
しかも、MINIのオシャレ感については、ボディカラーの色見で非常にうまく再現されており(塗装が綺麗で、かつMINIのイメージカラーにもあっている)、かつホイールキャップが2種類入っていて、「好きなホイールキャップを選択できる」のです(ホイールキャップが計8個、袋に入っていたのを見た時には、無くした時の予備かと思ったのですが、デザインが異なるのでそうではないと気付きました。)。
もはや単なるレゴ車として侮ることなどできません。本当の意味で小さな「MINI」を感じることができるのです。
そうして、感動や驚きと共に説明書を1枚ずつめくりながら指示に従って小さなレゴを組み上げていき、完成した時には30年間の自分の成長と、レゴの成長を感じることができました。
ところで、説明書にはいわゆる「言語」は99%なくて、あるとしても部品のパーツのサイズが実寸であることを示す「1:1」という表記くらい。
かといって、言語的説明がないために「分かりにくい」ということも一切ないのです。
レゴには言葉は要らない!体で感じてくれればよい!と言わんがばかりのレゴ社のセンスと意気込みも素晴らしい。
これぞ世界トップレベルの実力とセンスですね。きっとどこの誰もレゴを越えることはできないでしょう。
最高品質の商品は、世代、世界を越えて普及し、未来永劫残っていくのだと痛感しました。