会話の相槌で、「はい」と「うん」があります。
「はい」は、丁寧な相槌で、「うん」は親密な間などで使われる相槌です。
このような「はい」と「うん」ですが、使い方によって結構様変わりします。
例えば
「はいはい」と答えると、軽い感じできちんと相手の話を聞いていないような印象を与えます。
「うんうん」と答えると、親しみを持ちながらも相手の話に共感している様子が伝わります。
「はい?」と語尾を上げると、一気に丁寧さよりも相手の話に疑問や不満を感じている様子が出ます。
「うん?」と語尾を上げると、やはり疑問の様子が伝わるでしょう。「はい?」の場合とは異なり、不満の様子はあまり伝わらないと思います。
「はいはいはい」と素早く三つ続ける返答は要注意です。相手の話に丁寧に傾聴するフリをしつつ、早く話の先をせかしたり、会話の終了を求めている様子が伝わります。
「うんうんうん」と続ける返答の場合は、「はいはいはい」と異なり、深い傾聴の様子が伝わるかもしれません。
「はーい」と伸ばした返事は間の抜けた感じで相手をバカにした印象です。
「うーん」という返事はあまり聞きませんが、「う~ん」となると、自分の悩みや迷いが伝わります。
ちょっとした違いのようですが、シチュエーションに応じた「はいとうん」の使い分けも大切に感じました。