学校でテストがあると、
(1)「全然できなかった」と言いつつ、結構いい点数を取る人
(2)「そこそこできた」と言いつつ、そんなにいい点数でない人
に分かれます。
その理由は、
(1)の人は、テストで求められる答えや要求レベル、それに対して自分が具体的にどのように解答したかを冷静に客観的に把握できているからです。
すなわち、(1)の人は、ある問題において「A+BCD」が答えだとした場合、自分がその答えについてきちんと「A+BCD」という解答が出来たかどうかを客観的につかめているのです。
他方で(2)の人は、そもそもある問題の答えが「A+BCD」であると理解していなかったり、自分は実際には「A+BE」と答えていても「だいたい合っているから問題ない」と勝手に考えていることがあります。
しかしこれはあまりにも主観的過ぎて、客観的な正答とは離れるので、テストの点数は伸びません。
なので、テストの点数と、自分の予想した点数とが乖離している場合には、まだまだ「違いが分かっていない」ということなので、引き続き勉強が必要です。
得てして優秀な人は、物事の非情に細かい部分や概念、理屈などについても深く正確な知識を持っているものです。そのような知識があるからこそ、「全然できなかった」と言いつつ、良い点数を取るのです。