【離婚事例】

夫から離婚を求められ、対応を迫られた事例

相談者:50代  女性
婚姻期間は長く、3人の子もいるが、夫はどうやら職場の関係者と不倫をしているようでした。

それにも関わらず自分のことは棚に上げ、妻に対して子を置いて自宅を出るよう迫って来たものです。

こちらとしては離婚はしてもよいが、親権についてはどうするのがいいのか悩んでいる状況でした。

また、不倫の問題についてもきちんとけじめをつけたいとの意向でした。

夫からの離婚の求めについては熟慮の上、応じることとしました。

しかし、親権について双方の言い分が食い違うこととなりました。3人の子をすべてとるのか、すべて譲るのか、それとも一番下の子のみ連れて出るのかなど慎重に検討したが、最終的にはこちらが3人の親権すべて取ることを主張しました。

その上で夫には養育能力がないことを調停にて主張し、最終的には親権すべて獲得しました。

また、財産分与(実質的な慰謝料としての意味合いも持つ)としても約1400万円の分与を得ました。

離婚 成立
親権 すべて妻
財産分与(実質的な慰謝料含む) 約1400万円
解決までの期間 約2カ月半
当初、親権を夫に任せた方がよいのか大変迷われたケースでしたが、いったん親権を譲ると後で取り返すことは相当難しいことを説明し、また(このケースでは)お子様のためには母親と一緒の方がよいことを説得し、親権すべて主張することとなりました。
財産分与については、当初予想しなかった財産が次々に発覚し、相当額をこちらが譲り受けることとなりました。
弁護士法人 岡山香川架け橋法律事務所