【不倫(サレタ側)事例】

不倫慰謝料として300万円の支払いを受けた事例

相談者:40代  男性
妻が、知り合った男性と一度だけ不貞関係を持った件に関し、相手方男性に慰謝料を請求した事案です。

妻による不貞行為が発覚し、その不倫相手の所在等の調査を経て不倫の事実を追及し、慰謝料を求めました。

不貞行為の期間も回数も1回限りの事案でしたが、夫の被った精神的苦痛の重大さを踏まえて300万円一括での示談になりました。

不貞回数 1回
獲得した慰謝料 300万円
求償権 放棄
解決までの期間 4か月
不倫の慰謝料額についてはいわゆる相場が形成されています。

しかし、この相場についてはどうしても納得ができないというご相談者の方も少なくありません。

たしかに不倫の事案に限らず日本の裁判所の慰謝料相場は決して十分とは言い難いのが実情です。

また、慰謝料額の相場を踏まえつつ、実際にいくらを相手に「請求」するかは当事者の自由です。この請求に対していくらなら応じるかどうかも相手方の自由です。

そこで本件では、相場を超える金額と分かりつつも、相場を大幅に超えた金額を請求し、最終的には300万円での示談となりました。


不貞行為が1回の事案であれば相場はやはり数十万円に留まることから、相場を大きく超えた示談となりました。
弁護士法人 岡山香川架け橋法律事務所