【離婚事例】

長期間、性格の不一致に悩んでいて離婚を決意した事例

相談者:40代  男性
結婚してすでに20年近くなり、子も一人いるが、性格の不一致を感じるとのことでした。

夫は単身赴任となり、3年近く別居状態となっています。自宅にもほとんど帰ることのない生活となり、この機会に離婚を進めたいと考えるようになりました。

ただ、妻は、離婚後の生活が不安なため、当事者間では離婚の合意に至りませんでした。

当方から調停を申し立て、相当額の財産分与を提案することで調停離婚が成立しました。

離婚 成立
財産分与 自宅を妻に譲り、住宅ローンを夫が負担
養育費 月額約10万円
慰謝料 なし
解決までの期間 約9カ月
明確な離婚原因がない事案のため、仮に離婚訴訟に至ったとしたら裁判所は離婚を認めない可能性がありました。そのため、粘り強く調停で話し合いをし、こちらが相当程度譲歩したことで何とか離婚の合意に至ったものです。
弁護士法人 岡山香川架け橋法律事務所