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ドイツとデンマーク訪問のこと

しばらくブログの更新ができていませんでした。

というのも、今月上旬には9日間、ドイツとデンマークに出向いており、忙しい日程であったこと、先週には海外滞在中に溜まってしまった案件、業務をさばくのにこれまた忙しくしていたためです。

さて、やっと少し落ち着き、体力も回復してきたことから前回、インドの時のようにブログで今回の海外視察のことを書いていきたいと思います。

まず、今回ですが、ドイツとデンマークという生産性が高く、他方で労働時間の短い両国における各種企業の視察等を通じて生産性の高め方、あるべき働き方を学び、ひいては持続可能な社会の構築、事務所経営を実現するということがテーマでした。

両国とも労働時間が1位、2位という短時間労働の国であり、よく、「16時には退勤する」などと言われます。また、他の欧州諸国と同様に「長期のバカンス」も当然とされています。

そうすると、両国ともに似た方法をとってこれらの成果を実現しているのかと思われますが、実はそのアプローチはとても異なっていることが分かりました。

まず、ドイツについては、厳しい法規制(残業規制、日曜日の商店営業規制など)と強い労働組合の存在から短時間労働の実現に至っているとみてよさそうです。

次に、デンマークについては、フラットな組織、風通しのよい職場ないし人間関係、個人の裁量を前提に短時間労働を実現しているようです。

無駄な会議をなくし、コミュニケーションを円滑に、そして個人個人がその実力を遺憾なく発揮することで短時間労働かつ高生産性を実現しているようなのです。

さて、こうしてみてみると、日本ではどのような手法がよいのか、もしくは自社ではどのような取り組みが可能なのかがさっそく頭をよぎります。

私は性格的に当然、後者を選択します。なので冒頭、この両国のアプローチの違いを学べただけでも今回の視察は幸先の良いものとなりました。

やはり他国を通じて自分を振り返ることは何事にも代えがたい価値があると改めて痛感しました。

~続く~

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