不完全な美

芸術にはまったく疎いのですが、綺麗なものに対する興味はあります。

つい先日、偶然撮った花の写真が綺麗だったので、パソコンのデスクトップの背景にしてみました。

この間、新しいパソコンにしてからずっと、もともとインストールされていた画像を張り付けていたのですが、やっと変更したのです。

というのも、パソコンのデスクトップって意外と他人の目に入るので、あまり個人的過ぎる画像を待ち受けに出来ないので「無難な」写真ってなかなか無いと言えば無いのです。

 

ところでタイトルにした「不完全な美」の意味ですが、待ち受けにした花の写真には、いくつか花が写っていて、一つは「ほぼ満開」、いくつかは「咲き始めもしくは咲き終わり」、残るは「蕾」という状態で、その上、満開の花も決して完璧は形ではなく、少し花びらの一部が萎れているようなものなのです。

 

この微妙さが気に入って、この度は待ち受けにしてみた次第です。花の美しさも決してすべてが綺麗に咲き揃っているだけではないのだと感じたのです。

このような考えは、花に限らず、人にも当てはまると思います。

 

人生いろいろ、人も色々。それぞれの人生のそれぞれのタイミングに、その時々の最高の美しさがあるのだと思います。

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