裁判官のイメージ、、、
(1)真面目
(2)理屈っぽい
(3)冷たい
といったあたりでしょうか。
でも、裁判官って結局は人間ですし、人それぞれ個性が違います。
お酒も飲むし、冗談も言うし。
自転車でこけて両腕骨折したおっちょこちょいの裁判官もいました。
婚活に夢中なイケメン(?)裁判官も知っています。
カープ戦のチケットを手に入れたがオークションでは30万円の値が付いている!と子どものように喜んでいた裁判官もいました。
いろんな裁判官がいるのです。
でも、どの裁判官も、普通は裁判所で仕事をしている時(法廷にいる時)には、↑のような雰囲気を醸し出しているものなのです。
ところが、最近担当してもらっているある裁判官は、法廷でも人情味あふれる(?)ざっくばらんな雰囲気をまき散らしています。
というか、余りにざっくばらん過ぎて、双方の弁護士も苦笑、失笑、大笑いです。
事件の審理が始まったばかりなのに、もう結論をぶっちゃけて口にするし、尋問しないで和解しましょう!と率直に言うし。
でもこれは、決して裁判を適当に進めているという訳ではなく、裁判官としての人柄を正面から押し出すことで、事案を早期に、妥当な内容で解決しようとしてのことだと思います。
物事はなんでも、理屈通りだけではなく、感情も含めて考える必要があるので、こういうざっくばらんな裁判官も、「話を聞いてくれる。率直に気持ちを示してくれる。」という意味で、「良い裁判官」かもしれません。