家みたいな店

たまに行くうどん屋さんが家みたいなお店なんです。

ガラッと引き戸を開けて入ると、おっちゃんが「いらっしゃい。」

 

手前の席に座ろうとすると「そこは寒いけぇ、もっと奥座られぇ。」と岡山弁丸出しで声をかけてくれます。

 

テーブルと座敷があるのですが、ひいてある座布団はどれもペラペラ。

 

置いてある漫画も古くてボロボロ。あちこちに昭和を感じる置物やおもちゃが置いてあります。

 

おっちゃんと雑談しながらうどんを待ちます。

 

僕 「こないだ事務所の水道が凍結しちゃったんですよ。」

おっちゃん 「そういう時はなぁ、冷え込む前の晩に水道の栓を少し開けたままにしておくんじゃ。」

 

おっちゃんの知恵袋に感心です。

 

たまに厨房からおばちゃんが相槌を打ってくれます。

 

そんな家みたいなお店ですが、うどんも定食もまさに家庭の味なので、いつ食べても飽きません。

 

今日は肉うどん定食にしました。

 

「暖まりました。ごちそうさま。」

 

居心地も良いし、味も良い。こういうお店が結構好きです。

 

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