自分は交通事故の被害者なのに、加害者は事故後、ろくに謝罪にも来ず、連絡もなく、すぐに保険会社任せになっている。その担当者が誠実ならまだしも、つっけんどんな言い方や態度で納得がいかない。
このようなケースは弁護士をしていてよく聞くケースです。
加害者は、保険会社に任せれば後はきちんとやってくれるだろうとのことですが、実際に担当者がどういう人かは千差万別です。しかも、保険会社の担当者は一人で100件も200件も事故の案件を抱えていることも多く、一つ一つの案件に親身に対応しきれていないように感じます。
特に、被害者が知識もないような場合や、ハッキリと言い返せないようなタイプの方の場合には余計に高圧的な態度で交渉をしてくるケースも多いようです。
このようなケースでは、自分側に弁護士をつけることできちんと担当者に自分が被害者であることを理解させ、誠実に対応するよう交渉を持ち掛けることが必要です。そうでもしないことには事故の被害による苦しみに加え、態度の悪い保険会社担当者との交渉にもストレスを抱え、二重の苦労を強いられることとなってしまいます。
岡山中庄架け橋法律事務所では、相手方保険会社にもきちんと強気で交渉をすることをモットーとしています。
執筆者;弁護士 呉裕麻(おー ゆうま)
1979年 東京都生まれ
2002年 早稲田大学法学部卒業
2006年 司法試験合格
2008年 岡山弁護士会に登録
2013年 岡山中庄架け橋法律事務所開所
2015年 弁護士法人に組織変更
2022年 弁護士法人岡山香川架け橋法律事務所に商号変更