【交通事故事例】

信号待ちの際に追突された事例

相談者:40代  女性
進行方向先の信号が赤だったため、前の車に引き続き、自車を停止させていました。

車には運転席に本人、助手席に子、後部座席に夫が乗っていました。

すると、後ろから、赤信号に気が付かずにやってきた車にぶつけられたというものです。

事故の衝撃で助手席の子はダッシュボードに手を突くなどして、後部座席の夫も腰を強打するなどして、運転席の本人も頚椎捻挫などのケガをしました。

それでも相手方保険会社からは、物損の状況からすると衝突の程度はさほど強いものでないはず、などとして早期の治療打ち切りを要求された。

本人対応では治療を打ち切られそうだったので弁護士に依頼。

本件事故は、家族3人で乗車中の車で信号待ちの際に追突被害を受けたものでした。

事故の衝撃により3人が具体的にどのようにしてケガをしたのかを相手方保険会社に適切に説明し、ケガに対する治療の必要性を理解してもらいました。

また、整形外科のみならず、整骨院での治療が必要かつ有効なケースであったため、これも引き続き認めてもらいました。

さらに、整形外科については、当初通院していた病院を変え、より本人らの治療に適切な病院に転院しました。

その結果、体調が改善し、後遺障害とはならず、示談となりました。

治療期間 約4カ月
獲得慰謝料 約150万円
解決までの期間 約4カ月
一見すると事故の程度が重くない案件だったため、相手方保険会社からは、早期の治療打ち切りが求められた事案でした。

相談者の方が早めに弁護士に相談に来られたため、治療打ち切りになる前に受任することができ、治療打ち切りを先延ばしにすることができました。

また、傷害慰謝料についてもケガの程度などに応じ、適切な金額を獲得することができました。
弁護士法人 岡山香川架け橋法律事務所