【出会い系サイト、副業サイト、占いサイトなどサイト詐欺被害消費者被害事例】

合言葉の送信により、金員の譲渡を受けられると言われ、多額に利用料を支払ってしまった事例

相談者:60代  男性
サイト内において、キャンペーンに当たったなどのメールが何度もくるので、指示された手続きを行い、その際、キャンペーンを受け取るために必要な手数料を多数回振り込むなどしました。
しかし、いくら指示された手続きを実行しても一円も受け取れません。

結局、総額約500万円は使ったが、


返金してもらえるかが問題となった事例です。

本件は「特定の合言葉を送信するなどすると女性会員から金員の譲渡を受けられるとのことだったがいくらやっても一円も受け取れない。」とのご相談でした。

ご相談内容から、典型的なサクラサイトであることが判明したため、訴訟を提起した。訴訟提起に際しては決済に利用された電子マネー会社も被告とした。
その結果、訴訟の途中でサイト会社から和解の打診があり、約450万円の一括返金を受けた。

被害額 約500万円
回収額 約450万円
回収率 9割
解決までの期間 約6カ月
被害が高額だったことから訴訟提起を勧めた。その際、電子マネー会社も被告にしたこともあり、訴訟の途中で和解となった。
本件もそうだが、事案によっては早目の訴訟提起が得策といえる。
弁護士法人 岡山香川架け橋法律事務所