何でも研究

まだまだ小さいながらも法律事務所を経営する身として、いつも何か「良いもの」を探しています。

それは他所で取り組んでいる「良いもの」が自分の事務所経営にも活かせないか、という視点に基づくものです。

そのため、外出先の飲食店や店舗、オンラインショッピングの際の経験などは私の中でいつも貴重な「探し物」の時間です。

友人や家族、同僚などと食事をしている時でもそのレストランの「良いもの」を探し、見つけ、自分の中にストックして帰ります。これはショップでの買い物でも同様です。そういう視点で飲食や買い物をしていると少しずつ自分の中に「良いもの」が溜まっていきます。

そうして得た「良いもの」を自分の中でさらに煮詰め、昇華させ、最後に事務所にフィットさせて事務所運営に取り込みます。

「どうしてそういうアイデアが思い浮かぶの?」

と聞かれることがありますが、基本的には日々の生活の中での「観察」に尽きます。とにかく日々、じっくりと周りを見回してみると、やはり色々と工夫や良いものに出会うことができます。そういうものに気がつくかどうか、それはもうセンス(感覚)だと思います。

私は毎日このように飲食や買い物をしているので(おそらく)多くの方が自覚していないような細かいことや工夫、良いものに気がつくことが多いと思います。

これまでも事務所の運営上、多くの他所での「気づき」を活用させてもらっています。

そういう小さな積み重ねが事務所経営上も求められると考え、大切にしています。

さて昨日も、飲食店でお会計をお願いしたところ、お会計の伝票の前に小さなグラスで「昆布出汁」を提供してくれました。当然、サービスです。これを飲むと飲みすぎた体がホッと休まり、胃腸の負担を緩和してくれる訳です。

こうした小さなサービスを「当然のもの」と思うのではなく、自社にも取り入れることができないか?一度は真剣に考えてみるのです。

他にもメニューには個性的なネーミングが散りばめられており、それもまた目を惹く工夫、ワクワク感の醸成にや降っていると感じました。これもまた自社での取り入れの余地がないか、検討してみても良いことです。

こうして日々、どんなことでも見逃さず、自分のものにしたいと考え続けています。

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