今年は芸術にも(これまで以上に)目を向けることとしています。
なので、さっそく岡山シティミュージアムで開催中の「ホキ美術館名品展」に行きました。
写実絵画専門美術館の「ホキ美術館」の名品64点が展示されており、想像を超える絵画の迫力に圧倒されてきました。
写実絵画というのは、あたかも実物かの如く、カメラ撮影したかの如く描く絵画のことのようで、その微細なタッチや色使いなどとてもキレイです。
本当に間近で見ても「これが絵なのか?」と疑ってしまう作品ばかりでした。
気に入った作品のうちポスターとして販売があったものを購入して帰り、人に見せてみたのですが、「これは写真ですか?」との反応です。
それくらい写実絵画のプロの作品は精巧だということでしょう。
美術展を見に行く前には素人考えで、「写真のようにも見えてしまうそんなに精巧な絵をわざわざ長時間かけて描くのはどうしてか?」との疑問がありました。
しかし、実際に作品を見てみたところ、実物よりも美しく、カメラよりも精巧に「描く」ことで対象物の本質や魅力をえぐり出すことに写実絵画の魅力があるのではないかとの考えに至りました。
少しだけ自分の感性が磨かれたように思います。