情報は価値です。お金で買えない(ことの多い)財産的価値そのものです。
昨今では、巨大IT企業の持つ情報の扱いがもっぱら話題に上がりますが、そもそも巨大IT企業でなくとも、あらゆる企業にとって情報が価値の源泉であることに変わりはありません。
私の事務所程度の規模でも、情報が価値であることに変わりはありません。たとえば同業他事務所が最近、どのような広告をしているか、どのような分野に進出取り組んでいるかなどとても貴重な価値を持ちます。
個別案件においても、相手方や相手方弁護士の考え方、スタンスなどといった情報も大きな価値を持ちます。なので、依頼者や相談者の方には、私が知らない相手方本人の性格や考え方、行動パターンなどをお聞きすることが多々あります。
時には、相手方が素性の分からない会社だったりすることもありますが、そのような場合にも過去の経験や、私の情報網を駆使して有利に運ぶための情報入手に努めます。
相手方弁護士については、私が既知の弁護士であれば、案件処理の方向性や解決のスタンスなどの情報を持ち合わせているので対処がしやすくなります。知らない弁護士であれば、可能な限りで情報を探ります。
依頼者や弁護士以外の情報としては、案件の中身そのものに関し、問題となる法令や条文、裁判例といった情報もとても大切な情報です。
このようにして、あらゆる情報を駆使しながら日々の案件と業務運営に励んでいるのです。
今日は、そうした中、自分で持ち合わせていなかった案件処理のための目安などについて、いろいろと情報入手が出来たためとても嬉しく思っています。