数年前から理事としてお付き合いのあるとある保育園では、多くの紙芝居を保有しています。
数十年前の非常に古いものから最近のものまで本当にたくさんあって、理事長によるくと、「子どもたちは紙芝居をとっても夢中になって聞くんですよ。どんな子でも紙芝居が始まると目をキラキラ輝かせて聞いてくれるんです。」とのことでした。
とても良いことだなと思いながら紙芝居について理事長と話をしていたとき、
ふと
「外国にも紙芝居ってあるのか?」
と気になりました。
すぐに理事長にお尋ねしましたが、「わからない」とのことでした。
他の職員さんたちにもお聞きしましたが、同様の答えでした。
結局、答えがないまま数カ月が過ぎてしまいました。
そうした中、最近読んだ本の中で、偶然、紙芝居について触れている箇所があり、そこでは、外国には紙芝居はない、とのことが書いてありました。
その本は、決して紙芝居のことをメインにした話でもなんでもなかったのですが、偶然にも答えを見つけることができてとてもスッキリしたと同時に、紙芝居の持つ魅力について、もっと世界や子どもたちに発信できたら良いのになーと感じました。