色は色々

色には色々あって、だからこそ、物事や選択肢がたくさん状態を「色々」と言います。
 
それぞれの色を表す名前(例えば「空色」)は、その名前から、その色が連想されるため、その色の名前とされていることがあります(例えば「空色」→青)。
 
 
でも、ちょっとよく分からない代表が「茶色」です。今どきは多くの人はお茶=緑、と連想すると思います。なので、「何で、ブラウンが『茶色』」なのか?と疑問に思った方もいると思います。
 
しかし、これには理由があり、昔は今でいう緑茶ではなく、茶色のお茶が通常だったのですね。そのため、ブラウン=茶色のネーミングが付き、今もそのまま使われているということです。
 
 
これとは別に、今どきは「肌色」という色の呼称は使われなくなっているようです。
 
以前は、肌色=薄い橙色を意味していましたが、それこそ人の肌の色は「色々」です。白い人も、茶色い人も、黒い人もいます。
 
なので、肌色=薄い橙色と決めつけること自体が差別であるとして、最近では使われなくなったのです(最近では、従前の肌色を「薄い橙色」といっています。)。
 
 
時代とともに、色の呼称も色々です。昔ながらの呼称を残して良い場合と、そうでない場合とがありますので、色々な人の考えを大切にし、多様な価値観を認めていきたいと思います。その際、少なくとも人を傷つけたりしないよう注意したいと思います。

 

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