実は、子どものころは「発明家」になりたいと思っていました。
物を作るのが好きで、レゴも好きで、プラモデルも大好きでした。
物の仕組みを観察して、壊してマネして、新しい物を作るのが好きでした。
今は全く違う仕事に就いていますが、それでも子どものころの経験が活きていると思います。
というのも、あれこれと観察して、観察結果を踏まえて文章や主張を作り、証拠を整えて裁判という形に持っていく過程はある意味で物づくりに似ているからです。
要するに「アイデアを形にする」という共通点があると思うのです。
自分で考えたアイデアを形にすることは本当に刺激に溢れる作業です。うまくいったときの喜びは物を作る時でも、裁判や法律の仕事でもまったく一緒だと感じています。