勉強

多くの人は子どものころ、「勉強がキライ」だったと思います。

でも、多くの人が大人になってから、「もっと勉強しておけばよかった」と思ったり、大人になってから新たに勉強をするようになったりします。

 

どうしてか??

 

それはきっと、子どものころには「勉強の意味や価値」が分からなかったからだと思います。

大人になって社会に出ると、自分の抱えている仕事や案件について「正しい知識」を持つことや「顧客のニーズ」を掴むことが、その仕事や案件を成功させるために重要だと気が付きます。

 

その時、正しい知識の根底には、子どものころに習ったハズの数学の知識や、国語の問題、歴史のことや自然、物理の法則が関連してくるのです。

 

また、顧客のニーズを掴むことに関しても、「他人とのコミュニケーション能力」や「他者がどう感じるか」を把握する能力が必要とされます。

学校で、「読書をしなさい」と教えるのは一つに、他者の考え方を知ること、その能力を掴むことを目的としていると思います。

 

英語を習うのも一つには、英語を用いて他者とコミュニケーションをとれるようになり、その人の気持ちを理解することにあると思います。

 

歴史についても、過去を学ぶことで、たとえばそれを教訓に社会人としての振舞をすべきことが多々ありますし、過去を知らずして一人前のビジネスパーソンとは評価されません。

 

結局、子どものころに習った多くのことは、私たちが大人になってから、一つ一つとても大切な意味を持ちます。しかし、子どものころにはそんな将来のことなんて想像もつかないものですから、目の前の遊びの方が楽しくて「勉強はキライ」となるのです。

 

なので、勉強はキライというお子さんがいたら、その勉強が将来にどう役に立つか、それを勉強しないと将来どう損をするか、恥をかくか教えるとよいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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