6月5日に川崎で予定されていたヘイトデモが、(1)公園について市長の使用不許可、(2)裁判所による仮処分を経て相当実施が困難となった中、警察によるデモ行進の許可だけが出されていたため、デモ隊はいざこれを実施しようとしましたが、カウンター行動の結果、警察がデモ隊側を説得し、中止となりました。
この間、ヘイトデモに対し、これに反対する側は、何度も自治体や警察に呼びかけてきましたが、『表現の自由」のタテマエのもと、何度もデモは実行されてきました。
その都度、多くの被害を生み出してきた「ヘイトスピーチ」ですが、今回成立した法律のおかげで、自治体、裁判所、警察までもが変わりました。
一つの法律によって大きく世の中は変わる。そう実感し、とても嬉しく思っています。
そして、この法律の成立に向けて原動力となった市民、国会議員、法律家の努力に敬意を表します。