「勝訴率8割の弁護士」と「勝訴率2割の弁護士」
あなたならどちらの弁護士を選びますか?
きっと8割の弁護士でしょう。
では、「勝てる事件しか引き受けない弁護士」と「負けるかもしれない事件も引き受けて、一所懸命やってくれる弁護士」
どちらを選びますか?
きっと負けるかもしれなくても一生懸命にやってくれる弁護士でしょう。
でもおそらく、「勝訴率8割の弁護士」は、「勝てる事件しか引き受けない弁護士」です。
表面的な言葉の意味に惑わされることなく、自分にとって必要な弁護士を選ぶことが大切です。
そもそも裁判は、片方が勝って、片方が負けるものです。それぞれに弁護士が就けば、片方の弁護士は勝つし、他方は負けるのです。
なので、弁護士全体の勝訴率って平均すると「5割」だと私は思っています。(和解による解決とか、一部勝訴、一部敗訴などの事例は省きます)
「自分は勝訴率8割だ」ともしも豪語する弁護士が居たら、「簡単に勝てる事件しか引き受けない金儲け主義の役立たずな弁護士」と思ってください。
私は、負けるかもしれなくても一生懸命取り組んで光を見いだせるような、そんな弁護士になりたいと思います。