自分で好き好んで危険な地域に行ったのだから「自己責任」だとか、「人命第一」を言いながら「テロには屈しない」と言い続けたり。
暴力の連鎖を防ぐためには誰かが暴力を止めなければならなくて、暴力を止めるために暴力で応酬したら連鎖は止まらないのであって。
物事必ず原因があるから、日本人が誘拐されたこと、身代金を要求されたこと、殺害されてしまったことにも必ず原因がある。
危険な地域に出向いたからこそ誘拐されたのは事実であるし、出向いたことが誘拐の原因にはなっている(ただ、このことをもって、殺害されても自己責任だ、と考えてはいけないと思う。)。
その上で殺害されてしまったことにもやはり原因があって、その原因はいったい何なのか。何らの理由もなく、何らのメリットもなく殺害することはありえないのだから、誘拐された後に何らかの原因があったのではないか。
「あなたが暴力をふるえばわたしもふるう。」のではなく、「あなたが笑えばわたしも笑う。」そういう世界にしていくことを日本の憲法は定めている。
世界中で笑顔が連鎖する日のために、自分にできることをしたくて、今日も頑張ります。