弁護士の仕事って、大人を相手にするばかりと思っていませんか?
実は子どもが依頼者、相手方、という形で子どもと関与する機会が結構多いです。
離婚の争いになれば子どもの親権をどうするかが問題になり、子どもが事故の被害に遭った場合の賠償請求、子ども同士のケンカ、いじめ、家出など結構いろんな事案で子どもと関与します。
で、時には子どもが被疑者としてされている時に弁護人、付添人として仕事をすることもあるのです。
このように、弁護士と子どもって結構密接です。
私は、子どもがすごく好きなのでそういう仕事も当然、好きです。
子ども相手の仕事は大人相手の仕事と違って、その子どもの将来に大きな影響を与えられるという面白味、醍醐味があります。
事件自体が勝った負けた、という以上に、事件の途中にいろいろな形で子どもに接することで子どもの将来をプラスにもマイナスにも変えられる、という要素があるのです。
なので、責任もとても大きいですが、非常にやりがいがあります。
先日は、子どものことを大切に思う親御さんから依頼を受けていたとある事件が完全に有利な形で決着しました。親御さんにとっても子ども本人にとっても価値ある決着だったと思います。
そして私自身、お金には代えられない満足を受けることができました。とても嬉しかったです。
このような意味で、弁護士と子どもって密接です。だから子どもの事件は止められません。