今年で44歳になります。人生100年時代、男性でも80歳くらいまで生きるのは当然の世の中なので、大体、人生の半分程度を過ごしたことになります。
そのような中、今までの自分の人生を振り返り、「これまで自分は何をしてきたのか?」「どれだけ人や社会のためになれただろうか?」を考えています。
細かく考えると大変なので、これまでの自分の人生を10年単位でくくってみると次のようになります。
【0歳から10歳】
当然、何も分からない、何もできない未熟な赤ちゃん、子ども。社会に役立つどころか社会のことなどまだわからない。
【11歳から20歳】
小学高学年のころから自我が芽生え、中学では好き勝手して過ごす。でも弁護士になることは決めていた。高校で自由を謳歌し、そのまま大学に。未成年のくせにいっちょ前の事ばかりして周囲に迷惑ばかりかけていた。当然、社会の役になど経っていない。
【21歳から30歳】
大学4年時から司法試験を受け始め、すぐに受かると自信過剰な自分であった。結果、すぐには受からずバイトをしながら受験を続ける。結果、紆余曲折を経て28歳で何とか受かる。やっぱり社会のためになんて何も出来ていない。
【31歳から40歳】弁護士になり、少しずつ経験を積んで何とかかんとかやってきた。ある程度のスキルを得てからは多少は人のため、世のためになれただろうか?と考えられるように。
大体このような感じですね。
なので「人生半分過ぎたものの、そのうち、4分の3(30年)くらいは社会にお世話になりっぱなし」ということが良く分かります。
自分の人生が終わるころには、「人生のうち半分は人や社会のために尽くせた」と言いたいので、そうなるとあと30年は頑張って働く必要があると感じています(これまでの10年+これからの30年で40年になるので人生80年と考えてその半分)。
当然、単に働くだけでなく、人や社会のためになることを目指して働くということです。
人生は半分過ぎたけど、その人生のうち大半は人や社会にお世話になってばかり。
これからの人生をしっかり充実したものにすることでお世話になった人や社会へのお返しをしたいと思っています。