日々生活をしていると、あらゆることで人はなにかを決断しています。
起きる時間、食べるもの、着る服、コンビニでのちょっとした買い物、仕事中のあれこれの選択。。。
一日のうちで無数のことを人は自ら決断しているのです。
そのような決断の際に、「すぐに決められる」かどうか、人それぞれですし、決断の対象によっても様々だと思います。
時にはいくら考えても、「どっちにしようか決められないこと」があると思います。
たとえば欲しい服があったとして、こっちにしようか、あっちにしようか、この色にしようか、あの色にしようか、それとも思い切って両方買おうか、、、
と迷うことはしょっちゅうです。
では、どうして人はこうも多くの事を迷うのでしょうか?
迷いなく決断をする人を見ていると、なんだかスカッとする気持ちになったりして、逆に決断できずいつまでも迷っている自分が嫌になったりもします。
いろいろ考えましたが、迷いの原因は「自分の決断に対する自身のなさ」にあると思います。
なので、迷いなく決断を出す人は、決断に対する自身があるのだと思うのです。当然、決断の前提となる情報をしっかりと持っているのでしょうし、決断の結果に対して十分に責任を取れるのだと思います。
さきほどの服の買い物の例で説明すると、結局、この色かあの色かで迷う場合、そもそも自分の本当に好きな色、欲しい色が決まっていない点に問題があるのでしょう。また、どの色が欲しいか判断がつかないのであれば、自分の身銭で両方買ってしまうという方法がありますが、そのような決断をする責任(=経済的負担)をとる自身がないのでしょう。
なので、何事においても、迷いなく決断をとるためには、まずは自分の考え、好み、希望を明確にしブレないようにすること、次にブレた場合でも自分で責任をとる覚悟を持つことだと思います。
その意味では、「迷うこと」=「自分と向き合うこと」だと思います。