これまで何となく、感覚的に捉えていた物事を、きちんと数値化し、客観的に捉えられるようにしてみました。
数値化するまでは、そのデータについて、もっと大きな比重を占めていると思っていたのですが、実際にはそこまで大きな比重を占めていないことが分かりました。
改めて人間の「感覚」がいかに曖昧かつ主観的なものか分かりました。
弁護士の仕事は、相談者や依頼者、相手方の「感情」や「気持ち」という主観的な要素を抜きに考えられませんが、他方でそのような主観的要素を「損害」という数字に引き直し、請求することも重要です。
ある意味で、個人の主観を→数字という客観的なものに橋渡し(架け橋)する仕事かもしれません。