小さなお子さん連れのご来所も可能な方事務所ですが、小さなお子さんというのは色々と大人と違うことをするのでとても面白いものです。
先日は、ようやく少し言葉が話せるようになった男の子と、以下のようなやりとりがありました。
男の方が小さな箱を両手で持って、その中に何かのおもちゃを隠しています。
隠した後で、私に向かってカタコトで「なにがはいってるでしょうか?」と聞いてきます。
何が入っているかわからないふりをして、男の子に「ヒントちょうだい!」と聞くと、その男の子は、とーても小さな声、「クルマ」と耳打ちしてくれました。
結局、箱の中には車のおもちゃが入っていて、どうやらこの男の子は「ヒントちょうだい!」と聞かれた場合、「小さな声で答えを教えるもの」と思っているようなのです。
面白かったので続けてみたところ、次は男の子が小さな箱に、また別のおもちゃを隠してくれました。
さっきと同じように、「なにがはいっているでしょうか?」と聞かれ、やはりさっきと同じように分からないふりをして、「ヒントちょうだい!」と聞きました。
すると、男の子はやはり、とーても小さな声で「ホラーマン」と教えてくれました。
そして、当然のことですが、、、
中にはホラーマンのおもちゃが入っていました。
男の子なりに「ヒントなんだから大きな声で教えてはいけない」と思い、本当の答えを小さな声で教えてくれるあたりがとても可愛らしく、微笑ましい気持ちになりました。