穴の開いたバケツ

仕事で子ども絡みの事件を取り扱うことがあります。

子どもの事件は、親との関係が常に問題となります。

そしていつも思うのが、子どもの心は穴の開いたバケツであり、常に愛情を注ぎ続けても注ぎすぎることはない、ということです。親としては愛情を十分に注いだつもりでも、子どもからするとまだまだ十分とはいえず、時とともに失われていってしまうから、どんどん次から次へと注いでもらう必要がある、ということです。

そのように、子どもと親の愛情の絆は終わることのないものだと、そう感じます。

親も親でとても大変なのですが、子どもも子どもで自分の穴の開いたバケツに常に愛情が注がれ続けるのを待つしかないのです。

 

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