弁護士の仕事は攻めと守りの両方の側面があります。
裁判を訴える側についた場合には当然、「攻め」です。
刑事事件の弁護人についた場合には基本的には「守り」です。
しかし、攻めているはずの裁判でもときに被告から予想外の強力な反論、有力な証拠を突きつけられると、とたんに「守り」に転じることもあります。
刑事事件でも、無罪の立証ができそう、とか警察の捜査の落ち度などを見つけた場合にはとたんに「攻め」に転じます。
弁護士は、その事件ごとに「攻め」の局面と「守り」の局面を見極めながら、依頼者にとって最善の結果を目指します。なので、いずれの弁護士も「攻め」も「守り」もこなせるのですが、個人的には「攻め」のスタンスが好きですし、「得意」です。
相手に付け入るスキを見つけ、すかさず攻め込む、そういう意識でいつも働いています。