犯罪の嫌疑を持たれているとのことですから、呼び出しに応じて事情聴取になれば、当然、被疑者として罪を犯したのではないかとの観点からいろいろと聞かれることとなります。
その上で、聞き取った内容を供述調書にまとめ、署名するよう警察は求めてきます。この場合、いったん調書にサインしてしまうと、後日その内容を争うことは困難になってきます。なので、犯罪の嫌疑をかけられて警察から呼び出しを受けた場合には、安易に調書にサインをしないこと、早急に弁護士に相談することが重要です。
正当な理由なく呼び出しを拒否し続ければそれをもって逮捕につなげてくるケースもあります。弁護士に相談した上で対応を検討した方が無難でしょう。
執筆者:弁護士 呉裕麻(おー ゆうま)
1979年 東京都生まれ
2002年 早稲田大学法学部卒業
2006年 司法試験合格
2008年 岡山弁護士会に登録
2013年 岡山中庄架け橋法律事務所開所
2015年 弁護士法人に組織変更
2022年 弁護士法人岡山香川架け橋法律事務所に商号変更
2002年 早稲田大学法学部卒業
2006年 司法試験合格
2008年 岡山弁護士会に登録
2013年 岡山中庄架け橋法律事務所開所
2015年 弁護士法人に組織変更
2022年 弁護士法人岡山香川架け橋法律事務所に商号変更